4/25~5/11期間中の三度目の緊急事態宣言により、JAカップ予選が延期となり、「つくば市U-11招待サッカー大会」に参加できなくなりました。しかしながらGW期間で5年生と向き合う大切な2日間とさせていただきました。おかげで選手1人1人を良く理解することができました。
この2日間、チームとして求めたことは「understanding(サッカー理解)」。
現在の5年生が持つストロングポイントを活かしながらも、サッカーの仕組みをしり、相手チームが対応してきた時にどのように戦っていくのかを理解してもらい、実行してもらうことを求めていきました。
サッカーのエリア、プレーの原則、ポジショニングの原則、攻撃の優先順位など、この2日間で理解を深めた選手、理解しようと必死な選手、理解する重要さをまだ感じられていない選手がいました。もちろんこの短期間で全てがわかることは不可能。ただ試合と練習を積み上げていく上で、判断の基準を持ってプレーしていくことはクリエイティブなサッカー選手になるために必要不可欠です。
実行するスキルでは、相手を抜く、剥がす、食いつかせる、方向を変える、失わない、更にはゴールを決めるフィニッシュ前など、様々な局面でのドリブルをこの2日間でも協調していきました。「ドリブル」といっても具体的にいつ、どこで、どのようなタッチを使うのか、その点が大切です。こちらも中長期的な課題でありますが、意識していくことで試合や練習でも成功体験が増え、そこから感覚を高めていってくれると思っています。
オフザピッチの面では、行動が遅く、群れることが目立ちます。キャプテンがどのように行動するのか、コーチがどういう指示を出すのかばかりを観ていて、人の前に立たない選手が多い。自立したサッカー選手となっていくためにも、そのような行動から変えていってほしいです。
また中園トレーナーからもコンディションニングについて、様々なW-upやC-downの指導があったと思います。常に最大限のパフォーマンスを発揮できるように自分を調整できる選手になってほしいです。
このGWで自分がもっともっと成長できるように、積み上げ続けよう。




