ジュニアユースまでの準備期間となる今も成長を止めてほしくないと思っています。
初戦はまだまだ11人制の距離感に戸惑いが見られて、
人と人の距離感の悪さとポジションのバランスに欠ける点の取り合いといった試合となってしまいました。
これからのピッチサイズは105×68mとなります。
その中にあっても、これまで同様の場所でポジション配置してしまうために、どうしても人と人の距離が長くなってしまいます。
急にパスの距離間を伸ばせていけるわけではないので、これまで8人制で行ってきた68×50mの距離感をベースにして場所を変えていく必要がありました。
ただそういった指摘後、すぐに2試合目から対処してくれるのも、これまでの積み上げを感じます。
夜は最後までヴィルトゥスらしく、みんなでミーティングし、11人制の気付きなどを意見交換し、コーチングの重要性やセカンドボールを拾う意識、縦パスの受け方の工夫などの意見があがっていました。
準々決勝JACPA東京との試合、試合中もよく走り、隙のないサッカーを見せていただけに、試合終了間際に訪れた決定機を決めて、勝ち切りたかったところ。試合後も悔しさを滲ませていました。
ただ疲労困憊にも関わらず、残り2試合もよく走ってくれたし、
ビルドアップ・ポゼッションでは相手ラインを越えるために、中と外をうまく使い分けする場面も増えてきており、サッカーの内容も選手達のプレーも楽しさを感じる時間になったと思います。
優勝はならなかったけれど、サッカーを、勝負を、11人制を、仲間との時間をみんな本当に楽しんでくれていたと思います。
同じユニホームを着る時間も残り僅かとなっています。
これからも刺激し合える仲間として、卒団となるその日まで、仲間と切磋琢磨時間してもらいたい。


















